2. ハードウエア種類(本体、入力装置、出力装置)と機能の理解

2.1 パソコンの種類
 パソコンは、OSの違いによりWindows機、MAC、Linux機などと分けますが、形により分けると、大きい順に、タワー型、デスクトップ、ディスプレイ一体型、ノートブックなどに分けられます。小型軽量薄型化と低消費電力化のコストのため、大きいほど、機能性能に対し割安になる傾向があります。しかし、液晶パネルの低価格化が、省スペースなノートブック・パソコンを主流のパソコンへと推し進めています。

2.2 パソコンのハードウェア構成
 タワー型とデスクトップ・パソコンのハードウェアは、本体、キーボード、マウス、ディスプレーから構成されています。ディスプレイ一体型は、本体とディスプレイが一体となっています。ノートブックでは、本体とディスプレイとキーボードとマウスの代替としての、タッチパッド、または、ポインティング・スティックが一体化されています。

2.3 パソコン本体内部と処理速度
 パソコン本体には、CPU(中央処理ユニット)、BIOSメモリ、RAM(揮発メモリ)、ハードディクス、FDドライブ、CD/DVDドライブ、入力/出力インターフェイス、拡張スロットなどの他、各部品を接続するCPUバスと拡張バスがあります。
 入力/出力インターフェイスには、PS/2ポート(キーボードやマウスのポート)、アナログRGB端子(ディスプレイのボート)、USBポート、パラレルポート、モデムポート、LANポート、PCカードスロット、メモリカードスロット、IEEE1394、DVI-D出力端子などがあります。
 パソコンの処理スピードは、CPUの処理スピードだけで左右されるのではなく、使用する一番遅い部品の性能に大きく左右されます。例えば、極端な場合ですが、RAMメモリに収まらない大きなデータの処理において、ハードディスクが仮想メモリとして使用されている場合、そのデータ処理は、いくらCPUの能力が高くても、ハードディクスの読み書き速度で、処理時間が決まります。逆に、CPUに内臓されているキャッシュ・メモリ内に処理するプログラムとデータが収まる場合、最も効率のよい処理されます。

2.4 入力装置
 パソコンにおいて最も身近な入力装置は、キーボードとマウスです。その他、マイクやスキャナーやWebカメラやペンタブレットなどがあります。
 キーボードのキー配置は、英文タイプライターを原型とし、大型電算機の端末、英語圏パソコンのキーボード、DOS用日本語キーボードとWindows用日本語キーボードなどと変遷してきました。SysRqキーなどは、大型電算機の端末のなごりです。
 マウスは、パソコンの操作性を飛躍的に増し、パソコンの普及の一因を担った入力装置です。
 音声をマイク入力しパソコンを操作させる機能は、既に、実装されていますが、その認識度、操作性が良いとは言えず、あまり使用されていません。

2.5 出力装置
 パソコンの部品で、最も人に接点があるのがディスプレイです。パソコンの固体を示めす場合、ディスプレーを指してしてしまうほどです。見える結果を出すものが処理本体と誤ってしまうのでしょうか。  パソコンの出力装置は、ディスプレイの他、プリンター(印刷機)、スピーカーなどがあります。

2.6 外部記録装置
 パソコン本体に装備されている、ハードディスク、FDドライブ、CD/DVDドライブなどは、USBインターフェースや拡張スロットを通して、増設することが可能です。さらに、FDドライブの代替に当たるUSBフラッシュ・メモリは、手軽で大容量の携帯記録装置です。だたし、フラッシュメモリには、書き込み回数に制限(概数で数十万回)があり、上書きを繰り返すハードディスクのように使用しては、問題です。

2.7 コミュニケーション機器の追加
 一般に、処理システムは、入力装置、処理本体、出力装置で構成されるように、情報処理システム(コンピュータシステム)であるパソコンも入力装置、処理本体、出力装置で構成されます。しかし、インターネット(または、イントラネット)機能を持つコミュニケーション機器が加わることにより、より広い範囲の機能をパソコンに持たせることができるようになりました。モデムポートやLANポートがこのためのインターフェースです。

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