1. 環境(ハードウェア、ソフトウェア、コンテンツ、通信環境)準備

1.1 パソコンの環境
 パソコンの世界では、よく、ハードウェア(ハード)、ソフトウェア(ソフト)、その他、目的の動作をさせるために必要なものを総合して、「環境」ということが多くあります。パソコンの操作方法を聞ける人は、ハードウェアでも、ソフトウェアでもない環境です。

パソコンの環境
ソフトウェア
ハードウェア
パソコンについて相談できる人


1.2 ハードウェアとは
 ハードウェアは、形があり、目に見えるものです。パソコン自身の他に、スキャナ(読取り機)、プリンター(印刷機)、モデム(通信機)などもハードウェアです。

1.3 ソフトウェアとは
 ソフトウェアは、形がなく、媒体(メディア)を通して見たり、物体化させることができます。メディアとは、電波、紙、表示装置、記憶装置などです。パソコンの場合、ソフトウェアは、主に、ハードディスク(HDD)に保存され使用されています。ハードディスクは、通常、パソコン本体の中にあり、分解しない限り見ることができません。

備考: パソコンのメディアといえば、かつて、特に、フロッピーディスクを指す場合がありましたが、今や、USBフラッシュ・メモリやネットワークが、ファイルのやり取りの代役を担っています。

1.4 ソフトウェアの3階層
 ソフトウェアは、大きく3つに分けられます。基本ソフトのOS(オペレーション・システム)と特定用途のアプリケーションソフト(アプリソフト)とコンテンツ(データ・ファイル)です。ソフトウェアは、ファイルという単位で保存されています。
 パソコンの場合、用途は無数にあり、それらの共通に使うプログラムをまとめて、OSが作り上げられいます。アプリソフトはOSを使うことにより、より簡単にパソコンを動かすことができます。コンテンツは、アプリソフト(ときには、OS)に対し、入力、編集、または、出力されるソフトのことです。
 ただし、ある1つのコンテンツを示す場合、単に、アプリソフトのファイルといいます。例えば、ワープロソフトであるワードのコンテンツは、ワードファイルといいます。しかし、「ファイル」と言った場合、OSかアプリかコンテンツかの区別が付かないため、ここでは、「コンテンツ」として区別する。

ソフトウェアの3階層構造
Aの
ファイル1
Aの
ファイル2
Bの
ファイル3
Bの
ファイル4
OSの
ファイル5
アプリソフトAアプリソフトB
OS(Windows, Mac OS, Linux など)


備考: コンテンツを説明するために、ビデオ・デッキに例えると、パソコン本体はビデオ・デッキ本体で、コンテンツは各種ビデオの内容、各種の映画などを意味します。
備考: アプリソフトには、アプリソフトの動作を指定するパラメータ(オプション)というデータがあり、このデータは、ファイル、または、ファイルの一部として書かれるか、または、アプリソフト終了時に消えます。
備考: パソコンの起動時に、パソコンが、初めにアクセスするソフトはOSではなく、BIOSです。BIOSは、不揮発メモリ(ROM、または、フラッシュメモリ)に書かれており、パソコンの本体(ハードウェア)の一部として、備えられています。

1.5 インターネット接続
 インターネットを使用するには、つまり、ホームページ・サイトを見たり、eメールをするには、プロバイダー(インターネットの通信環境を提供してくれる会社)との契約が必要です。そして、パソコンとその通信環境とを接続するためのハードとソフトが必要です。
 最低限の通信機器は、通常、プロバイダーが提供(または、手配)してくれます。通信機器用ソフトは通信機器と伴に提供されます。ホームページを閲覧するためのブラウザーやeメールするためのメールソフトなどは、OSと同時に提供されますが、別のソフトを入手し、使用することも可能です。
 インターネット接続には、アプリソフトのパラメータ設定が必須で、通常、通信機と伴に提供されるソフトで、設定できます。
imrinternet


 ホームネットワーク(イントラネット)に拡張する場合や、無線化(ワイアレス化)の通信機器は、ユーザー自身で(場合によっては、プロバイダーより)入手し、設置します。
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